ベトナムの教育
発展の歴史、挑戦、方策
Menu

早期児童ケアおよび教育(ECCE) 06/08/2017


ベトナムにおける早期児童ケアおよび教育(ECCE)は、生後3ヶ月から6歳の子ども達に養育、保護、そして学習サービスを施しています。保育所では生後3ヶ月から3歳までの乳幼児を預かります。幼稚園は3歳から5歳を受け入れています。2004年度には、275万4094人の子供たちが4万7,906のECCE機関に所属していました。そのうち3万7,520の機関が保育所で、42万1436人の乳幼児を預かり、1万386の幼稚園で233万2658人の幼児を受け入れています。

ベトナム政府のECCE機関に所属する子供たちへの方針は、教育法と児童保護に関する法律が規定する児童の権利を保障することです。詳細は以下のようになります。

a)児童は、幅広く、その年齢の心理に見合う、身体的、精神的、知的、そして芸術的発達のための養育、保護、教育を受けることができます。
b)児童は、一次医療や診察、そして公立医療施設での治療を無料で受けることができます。

c)児童は、娯楽や遊戯活動において、料金の割引を受けることができます。

幼稚園設立の目的は、母親達が働いたり社会活動に参加したりする間、その子供達の面倒をみることができる場所を提供することです。このサービスは母親達に幅広い機会を与え、男女間の公平性を満たすことに貢献しています。

教育法によると、ベトナムのECCE機関は(公立機関のための)人民委員会や(民立機構のための)コミュニティー、(私立機関のための)個人の権限のもと設立されています。公立のECCE機関の設立は経済的に恵まれない地域、あるいは貧しいコミューンや少数民族地域でのみ認められています。

‐人民基金のECCE機関は主に農村地域にあります。そのような地域の住民は備品を購入したり、運営費を工面したりして、機関設立のために尽力します。地方の権威には財源を補助する責任があります。

‐政府は、個人にも私立のECCE機関を開くことを奨励しています。これらの機関はスペースや土地、建物を借りることができたり、税金や貸付金で優遇されたりなど特別な待遇を受けることができます。

2010年までのベトナムのECCEの目的は以下になります。

a)6歳以前の児童ケアの質を向上させること。ECCE機関に所属する児童の栄養失調の割合を15パーセント以下に下げること。
b)3歳以下の乳幼児の18パーセント、3歳から5歳の幼児の67パーセントを集めるため、全居住地域、特に農村地帯や低所得地区の保育所と幼稚園制度を拡大すること。5歳児に関しては、小学校1学年に入る準備のために95パーセントの幼児が集められるでしょう。

c)児童の発達、養育、教育に関連して、祖父母や両親への知識の普及や助言活動を強化すること。

カテゴリー: ベトナム教育制度