ベトナムの教育
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制度の構成(学校ネットワーク) 06/07/2017


1945年以来、非公式な形での成人教育(初期の反文盲授業、後の「補習」教育で現在の生涯教育)がベトナム教育制度に存在し続けています。しかし20世紀末、教育方針の作成者や研究者は、現行の教育が、教育制度構造の一部としてではなく、単なる知識の配達になっている状況を目の当たりにしました。1998年の教育法では非公式教育に関して、「現行の教育センターで構成される非公式な教育部署は」と言明することで概念的なためらいを表しました。しかし、2005年の教育法ではこの規制は修正されます。「国家の教育制度は公式の教育および生涯教育センターから成る」とされました。その結果として、生涯教育は単なる配達形体ではなく制度の一部であることが理解されていることでしょう。

様々な副部門や教育の資格認定に関して、ベトナムの教育制度は以下の4つから成ります。
‐保育所や幼稚園を含む早期児童ケアおよび教育(ECCE)
‐小学校と前・後期中等学校の三つの段階を含む一般教育
‐初級・中級・専門学校レベルの3つの段階を伴う職業訓練教育
‐短期大学、大学学部生、修士、博士を含む高等教育

カリキュラムやプログラムに関しては、上述したような教育レベルや訓練の資格認定に基づいて構成されています。また、(補習教育プログラムや、サービス業の訓練や最新の知識や技術の習得などのプロフェッショナルの養成などのような)教育レベルや訓練の資格認定と全く同じではないものもあります。

教育機関には、学校、専門学校、大学、研究所や教育センターが含まれます。ベトナムはメディアを通じた遠隔地学習と教育を行うことにも尽力しています。

32.学校・授業のネットワークに関しては、「人と密接な」学校であることを信条としています。これまでのところ、教育機関はベトナム全土の居住エリア全てに存在します。詳細は以下のようになります。

a)各市町村自治体・地区には、幼稚園、小学校、前期中等学校もしくは小学校と前期中等学校の一貫教育学校(このタイプの学校は経済的に恵まれない地域に限られます)が最低1つずつあり、学習センターが市町村自治体のほとんどに置かれています。

b)各行政地区に加え、町もしくは省直轄の市には後期中等学校が1校以上あり、地区の継続教育センターも置かれています。町や市街地区、そして多くの地方自治区には総合技術・職業指導センターがあります。山間部や島方面には各々、少数民族の生徒のための全寮制の前期中等学校や様々なレベルの普通学校があります。

c)さらに、各省、中央直轄都市には優秀な(才能ある)生徒のための後期中等専門学校、普通、もしくは教育訓練学校および短期大学、そして省管轄の教育持続センターがあります。山間部の省や、面積の多くを山が占めるような省には、少数民族の生徒のための全寮制後期中等学校があります。そのほかの省や中央直轄都市には、才能ある生徒のための芸術、スポーツ・体育学校や、障害を持つ生徒のための学校もあります。

d)専門学校や大学はハノイやホーチミン市、ハイフォン、タイグエン、フエ、カントーなどに集中しています。

カテゴリー: ベトナム教育制度